ここにいていいのでしょうかと問うわたし ここが居場所と思えなくても 連想短歌「社会」NGワード「社会」

目の前にある問題を見ないふり だって方程式は苦手で 初句指定「目の前に」

何年も前の傷跡疼きだす 台風一過の空が青くて 初句指定「何年も」

どこにでも落ちてるような恋なのに ダイヤモンドのように愛しい 初句指定「どこにでも」

何もかも捨てていいんだ君となら 空のカバンで共に歩くよ 初句指定「何もかも」

お互いに気付いて過ごす週末の予定はずっとすれ違うまま 連想短歌「嘘」NGワード「嘘」

こうやってこうしてこれをこうすると 君の説明曖昧過ぎて 初句指定「こうやって」

大丈夫なんでもないよと笑う君 心の傷ははっきり見えてて 連想短歌「嘘」NGワード「嘘」

目の前のほらそこにある幸せが するりと逃げてく 闇はすぐそこ 初句指定「目の前の」

どこにでも転がる小石みたいだね 誰にも知られず生きていきたい 初句指定「どこにでも」

叶わない夢を見ていた午前二時 せめて想いよ届けあなたに 連想短歌「願い」NGワード「願い」

何もかも全部まとめて煮詰めたら 希望という名の出汁が出てきた 初句指定「何もかも」

目の前のパンケーキがほら呼んでるよ ダイエット中なの知ってるからね 初句指定「目の前の」

どこにでもあるコンビニのスイーツを 無性に食べたい深夜0時 初句指定「どこにでも」

夕方に自動で夕食できたらな めんどうだから今日はカレーね 連想短歌「願い」NGワード「願い」

君となら静寂さえも愛おしい 二人視線の先には満月 初句指定「君となら」

今日からは古い自分を脱ぎ捨てて生きてみたいと蝶になる我 初句指定「今日からは」

スパイスで作ったカレーが絶品で つい食べ過ぎる土曜日の夜 連想短歌「幸せ」NGワード「幸せ」

君とならこの世の果てまで歩けるよ 例えば君が嘘をついても 初句指定「君となら」

穏やかな初夏の風吹く日曜日 木洩れ日のなか 隣には君 連想短歌「幸せ」NGワード「幸せ」

気づいたら心の隙間広がって プリンの甘みじゃ埋められなくて 初句指定「気づいたら」

ゴーグルを覗けば見える世界では 見つけられない君の横顔 イラスト詠

現実を離れて仮想の世界へと翼広げる君も仮想か イラスト詠

さよならが二人の隙間に入り込む 恋の終わりはそっと近くに 初句指定「さよならが」

今度こそ 願う彼女の隣にと 席替えのたび運なき自分 初句指定「今度こそ」

生玉子 ボウルにこつんと割ったなら 双子の黄身に一瞬驚く 連想短歌「予想外」NGワード「予想外」

今日からは月は欠けゆく秋の空 そぎ落とされるがごときの心 初句指定「今日からは」

気づいたら空気のようにそこにいる 猫はまあるく日向でごろり 初句指定「気づいたら」

今度こそあなたの嘘は信じない 「行けたら行く」と同じくらいに 初句指定「今度こそ」

君からの思いもよらぬ告白に 胸の高まり静まれ静まれ 連想短歌「予想外」NGワード「予想外」